クオリティア(松田賢代表取締役)は、目視による対策で情報を守る新しい手段の標的型メール攻撃対策ツール「Active!zone」のエンタープライズ版を8月29日に発売した。

 Active!zoneは、自治体向け情報セキュリティ対策の一つである、添付ファイルの無害化転送をサポートするソリューションとして開発した標的型メール攻撃対策ツール。今回のエンタープライズ版では、企業/団体に属するすべての人々のメール利用に着目し、「マクロの除去」「添付ファイルの画像化」「添付ファイルの分離/ダウンロード」「送信元の国名表示」「HTMLメールのテキスト化」「受信メールのduplicate」などの機能を拡充した。

 とくに、添付ファイル分離/ダウンロード機能は、メール本文と添付ファイルを分離し、添付ファイルを一度Active!zone内に格納。ユーザーは、メール本文文頭に挿入されたURLからアクセスしてファイルの中身を画像表示で確認し、必要なファイルと判断すればローカルにダウンロードすることができる。ダウンロードの際には、「マクロを除去してダウンロード」や「PDF化してダウンロード」などの条件設定も可能。安全な領域で画像表示によって確認を促すことで、悪意あるファイルの侵入を阻止する。

 送信元の国名表示機能では、受信したメールがどこの国のIPを経由して届いたメールなのかを、国旗を使って表示する。「3か国以上の国旗が表示されたら要注意!」のアナウンスにより、ITリテラシーの高低に関わらず、誰でも、見るだけで標的型メール攻撃を判断することができる。

 また、それぞれの無害化処理に対して、細かな条件で無害化するメールの対象を切り分けることが可能。さらに、1つのメール内の複数宛先に別々の無害化処理を施すこともできる柔軟性を備えている。