クオリティア(松田賢代表取締役)は3月7日、地方自治体向けのメール無害化ソリューションとして2016年6月にリリースした「Active!zone」を、6月末から標的型メール攻撃対策ソリューションとしてエンタープライズ向けに機能を拡充すると発表した。

 クオリティアの無害化ソリューションは、総務省が推奨している「自治体情報システム強靭性向上モデル」を支援するソリューションとして、今年2月末時点で35の都道府県のセキュリティクラウドや市区町村に導入されている。今回、その中核となるActive!zoneの機能を拡充し、主に6つの機能で標的型メール攻撃に対抗するソリューションとして、エンタープライズ向けにリリースする。

 具体的には、「マクロの除去」「添付ファイルの画像化」「添付ファイルの分離/ダウンロード」「送信元の国名表示」の各機能を拡張し実装する。「添付ファイル分離/ダウンロード」では、受信した添付ファイルをメール本文と切り離してActive!zone上に一度格納し、添付ファイルを画像表示によりユーザー自身で確認することで正当なファイルであるかを判断する。また、ZIPパスワード付きファイルはActive!zone上で解凍することができ、さらに読み取りパスワード解除にも対応する利便性を備えている。

 「送信元の国名表示」では、受信したメールがどこの国を経由して届いたメールなのかを国旗を使って表示することで、ITリテラシーの高くないユーザーに気づきを与え、感染のリスクを大幅に軽減する。このように、ローカルにダウンロードする前にブラウザ上で添付ファイルの中身や経由国を確認するなどの“目視”によるワンステップを入れることで悪意あるファイルの侵入を阻止し、強固なセキュリティを保持する。