フォトロン(布施信夫社長)は9月13日、2DCAD「図脳 RAPIDシリーズ」の最新版として、企業向けの「図脳 RAPIDPRO19」と個人利用向けの「図脳 RAPID19」を11月2日に発売すると発表した。税別価格は、図脳 RAPIDPRO19が14万円、図脳 RAPID19が6万円。

 今回のバージョンアップでは、日本の製図手法にあわせた国産CADならではの操作性をそのままに、デジタル社会の製図ツールとして求められるCADの運用形態への対応や、そこでやりとりされる多様な図面データの互換性向上を行った。図脳 RAPIDPRO19は、流通量の多い「AutoCAD」データへの互換性を強化。ファイル入力時の文字サイズをより正確に取得できるようになった。さらにレイアウト空間やビューポートの再現にも対応。入力時だけでなく、出力時にもそのまま保持してデータを戻すことが可能となった。PDFやTIFFの取り込みに関しても操作性を向上している。

 運用面では、企業全体でライセンスをまとめて導入できる「企業一括ライセンス」や、1年単位での短期使用契約「年間ライセンス」など、多彩なライセンス形態を新たに設定。リモートデスクトップでの描画性能向上などネットワーク環境での利用性能も向上している。

 図脳 RAPIDPRO19と図脳 RAPID19の共通機能としては、ネットワーク上でのデータ転送速度向上やサーバーのストレージ容量削減のため、新たに従来比約20%の容量圧縮形式を用意した。