「神戸IoT推進ラボ」ブースでは、神戸市がスタートアップ企業に対して行っている支援策を紹介した。ITを活用したスタートアップ企業を対象に、神戸市が主催している「KOBE Global Startup Gateway」というビジネスプランコンテストでは、選出チームはミント神戸14階に構える「神戸スタートアップオフィス」で約3か月間実施する神戸市アクセラレーションプログラムを通したさまざまな支援を受けることができる。

 また、米国のシード投資ファンド「500 Startups」と昨年試験的に実施した「500 Kobe Pre-accelerator」を大幅に拡充し「500 Kobe Accelerator」として本格展開。スタートアップ約20社を対象に、事業成長を加速させる約2ヵ月半のプログラムを実施する。500 Startupsによる米国以外での本格的なアクセラレーションプログラムは世界で初めて。神戸市の医療・新産業本部企業誘致部企業立地課新産業グループの幸野七海氏は「シリコンバレーから現地のベンチャーキャピタルを呼び、現地とまったく同じプログラムを神戸で提供するという。ここまでやっている自治体はほかにないのではないか」と胸を張る。
 
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「スタートアップを神戸から」と、さまざまな支援策で後押し

 幸野氏は神戸市の取り組みの特徴として、「神戸出身であったり、神戸に拠点があるなど『何か神戸とかかわりがある』という部分にこだわっていない」と語る。「神戸に関係がある人を集めるのではなく、神戸がITの街として広まっていけばいいと考えている。その結果として最終的に神戸に人があつまっていただけたら」と、神戸をITの街にしていきたいと語った。(続く)