ノベル(田島裕史社長)のSUSE事業部は、東京・神保町で「SUSE Expert Days 2018」を開催した。同イベントは、SUSEが全世界80都市以上で主催する技術イベント。当日は「Open. Redifined.」をテーマにSUSEの最新技術を紹介した。

 冒頭、SUSE Japanの川崎哲郎カントリーマネージャーが登壇した。「SUSEはオープンソースのパイオニアとして信頼性の高いソフトウェア定義型インフラと、アプリケーションデリバリソリューションを提供し、企業におけるIT管理の向上、柔軟性の向上を支援している。長期にわたるパートナーとの関係を基盤とし、お客様の現在、将来にわたる成功を支援する、より高度なオープンソースイノベーションを採用し提供していく」と開会の挨拶を述べた。

 続いて、ジェラルド・フェイファー・SUSEプロダクト&テクノロジープログラム担当VPが基調講演を行った。

 SUSEがどのようにオープンソースのプロジェクトを選択し、それをどのように製品やサービスにつなげてきたかを解説したフェイファーVPは、「当社が出荷しているオープンソースの製品は数千にわたる。当社はさまざまなオープンソースコミュニティに関与させていただいているが、“開かれたオープンソースカンパニー”として、オープンソースのプロジェクトをビジネスにもつなげていきたいと考えている」と強調。ハードウェアベンダーやソフトウェアベンダー、SIer、クラウドサービスプロバイダなどとのエコシステムができていると説明した。また、実際に進行中のプロジェクトとして、マイクロソフトとSAPとの協業を例に挙げ、「Azureの上でSUSEが走り、その上でSAPが動くという環境をつくっている」と語った。

 なお、当日はこの後、コンテナ管理ソリューション「SUSE Container as a Service Platform」や、SDSソリューションの「SUSE Enterprise Storage」の概要を紹介したほか、スポンサーセッションとして日本ヒューレット・パッカードと富士通のスピーカーがそれぞれ講演を行った。(前田幸慧)