三菱電機は7月9日、中国の国家戦略「中国製造2025」の実現に向け、中国政府系の研究所とパートナーシップ契約を結んだ。研究所とともに先端技術の標準化などを進め、中国製造業のスマート化を支援する。

 9日の調印式では、三菱電機(中国)と三菱電機自動化(中国)が、中国政府直轄の機械工業儀器儀表綜合技術経済研究所(北京市、ITEI)と戦略的パートナーシップ契約を交した。今後、エッジコンピューティングや人工知能(AI)など、製造業への適用に関する共同検証も行う。

 三菱電機は2017年、FA技術とIT技術を活用したFA統合ソリューション「e-F@ctory」のコンセプトにもとづいたスマート製造のモデルラインをITEI内に構築し、加工・組立・物流の完全自動化ラインや、異なる製品を同一ラインで製造する技術などを展開している。

 中国政府は、国内の製造業を世界トップレベルまで引き上げることを目標とする「中国製造2025」を策定。現在、イノベーション能力の向上のほか、IT技術と産業技術のさらなる融合を促進している。