アルプスシステムインテグレーション(ALSI、永倉仁哉社長)は、期間レンタル型オールインワンパッケージ「IoT FastKit」に新機能を追加し、7月30日に提供を開始した。税別価格は19万8000円から。

 IoT FastKitは、アルプス電気のセンサーネットワークモジュールを活用した期間レンタル型のスターターパック。実際の利用シーンを想定した「シナリオ」と呼ばれる管理機能と、さまざまなデータを取得することができるセンサーやIoT Gatewayなどの必要な機器・サービス一式が含まれる。申し込み時に利用したいシナリオを選択することで、シナリオがあらかじめ設定された状態で届き、すぐに利用することができる。

 これまでのIoT FastKitでは、センサーネットワークモジュールで温度や湿度、加速度、地磁気、UV、照度などのデータを収集し、そのデータをクラウド上にアップすることにより、データの分析と課題改善に役立てることができる仕組みになっていた。

 今回提供する新機能は、データを収集しアップするだけではなくデータのインプットを行うことで、その後のアクションにつなげることができる情報発信を実現する。その手段として、シナリオラインアップに「メッセージキューブ」を追加する。

 メッセージキューブの中にはセンサーを内蔵しており、キューブ(立方体)の六つの面にあらかじめ設定した内容に合わせ、離れた場所にいる人に対してメールやメッセンジャーにメッセージを送ることができる。

 例えば、会議に参加している人がキューブの面を上に向けるだけで、飲み物のオーダーやタクシーの送迎希望を出すなど、文字入力や通話をせずに、メッセージキューブを使って簡単に情報を発信することができる。企業だけではなく、飲食店や宿泊施設、病院、介護施設など、さまざまな活用シーンに対応することができ、幅広いIoTの検討ニーズに対応することが可能となる。