ジョイゾー(四宮靖隆代表取締役)は11月7日、ノンコーディングで利用できるチャットボット連携サービス「Joboco」の提供を開始した。Jobocoは、「LINE WORKS」や「Slack」「ChatWork」などの主要なビジネスチャットと、サイボウズの業務アプリクラウド「kintone」とを連携させるチャットボットを作成できるクラウドサービス。ビジネスチャットからkintone上のデータを呼び出したり、kintoneで構築したシステムにデータを登録したりすることができる。

 四宮代表取締役は「フロー型のコミュニケーションツールであるビジネスチャットと、kintone上に構築したストック型のコミュニケーションツールという、異なるコミュニケーションツールがJobocoで簡単につながる。音声に対応しているビジネスチャットを使用すれば、スマートフォンに語りかけるだけで、顧客情報を取得するといった使い方ができる」と、Jobocoの活用方法を説明する。
 
四宮靖隆
代表取締役

 ジョイゾーは、Jobocoのベータ版の提供を9月に開始。ノンコーディングで利用できる手軽さが受け、kintoneユーザーを中心に、すでに100を超える事例があるという。「例えば、当社の指導なしにもかかわらず、40分でユーザーがチャットボットを作成した事例がある。それは建設現場向けで、ボットの要求に答えるかたちで『現場名』『位置情報』『工事写真』を送信すると、kintone上のアプリへの登録が自動的に完了するというもの。kintoneを活用するノウハウがあれば、すぐに利用を開始できる」と四宮代表取締役。チャットを使う感覚で、業務システムが利用できるようになるため、現場のユーザーの作業負荷を下げることにつながる。

 料金は、シナリオ数が1で、会話数が2000の「スターター」プランが月額2800円。シナリオ数とは、例えば「kintoneから顧客情報を取得する」といったボットの数。このほかに10シナリオ/5000会話の「スタンダード」が月額2万5000円、50シナリオ/1万会話の「プレミアム」が月額6万円、シナリオ数無制限/10万会話の「エンタープライズ」が月額15万円のプランを用意している。購入前の試用(30日間)も可能だ。また、ジョイゾーでは、チャットボットの作成サービスも提供している。

 なお、現時点ではkintoneとの接続を対象としているが、クラウドサービスとしてのフットワークを生かし、サイボウズの「Office」や「Garoon」をはじめ、さまざまなサービスへの対応を予定している。(畔上文昭)