ジョイゾー(四宮靖隆代表取締役)は、サイボウズの業務アプリクラウドサービス「kintone」を活用した業務システム開発の定額サービスに、高度なカスタマイズにも定額の明朗会計で対応する四つの新料金プランを追加した。

201702281726_3.jpg
四宮靖隆代表取締役(左)、四宮琴絵氏

 ジョイゾーといえば、kintoneを活用して業務システム開発を「来店型+ワンプライス39万円」で提供する「システム39(サンキュー)」が看板のサービスである。同サービスでは、まず2時間のヒアリング(業務分析)を行い、その場でシステムを構築し、以降はアジャイル型で完成させていくというもの。低価格でかつ定額であることが注目されて、サービスインから2年間で70案件を超える実績を残している。ジョイゾーとしては、システム39をさらに伸ばしたいところだが、最近はカスタマイズ案件が増えているという。
 
201702281726_4.jpg

 「kintoneは扱いやすいことから、業務部門でシステムを構築するケースが多い。ところが、ニーズによってはkintoneの基本機能では対応が難しいケースが出てくるため、出来上がったシステムに対するカスタマズで当社に声がかかるケースが増えてきた」と、四宮代表取締役は顧客ニーズの変化を説明する。ジョイゾーは、これまで1週間20万円のカスタマイズし放題プランを提供してきたが、内容によっては長期間となるなど、トータルコストを把握しにくいため、新たにカスタマイズ案件も明朗会計にした。

 追加した新料金プランは、次の四つ。一つめは「システム59」(通称:悟空)。新規システム開発なしのカスタマイズに特化したサービスで、3機能まで59万円で対応する。二つめは「システム109」(通称:特急)。システム39とシステム59の組み合わせに、「オリジナル画面」「オリジナル帳票出力」「バッチ処理」という拡張カスタマイズを一つ選択できる。その他、案件規模の大きさにあわせて「システム190」。「システム390」を用意している。

 いずれの料金プランも、2時間の業務分析を無償で提供。「独自の画面も、まずは本当に必要かどうかからユーザーと一緒に検討する」と四宮琴絵氏。ヒアリングをベースに最適なプランを提示する。

 ジョイゾーが目指したのは、業務システム開発の“脱人月”。案件数で料金が決まる定額プランは、システム開発のあり方にどのような影響を与えるのか。kintoneとの相乗効果にも要注目である。(畔上文昭)