ソフトバンク・テクノロジー(SBT、阿多親市社長CEO)は4月24日、さらなる成長を目指し、19-21年度を計画期間とする第3次中期経営計画を発表した。

 SBTは1999年に現商号に変更し、店頭公開してから20年という節目を迎えるにあたり「Vision 2030」を立ち上げ、全社員で大切にする価値観、30年の世界、その未来の同社の存在意義を年代ごとの約130チームで真剣に議論してきた。そして、この4月から「Vision 2030」で得られたビジョンとバリューを加えた新しい経営理念の下で、「日本企業の競争力を高めるクラウドコンサルティング&サービスカンパニー」を目指し、第3次中期経営計画を策定した。

 国内労働人口の減少やIT人材の不足といった課題に対して、第1次中期経営計画、第2次中期経営計画で磨いてきたクラウドとセキュリティーの技術とノウハウを、付加価値の高いサービスとして広く提供することで、国内企業の働き方改革を推進していく考え。事業部門が主体となる本業成長のための戦略的なIT投資に対してもビジネスパートナーとして対応していく。

 具体的には、「サービスプロバイダーへの進化」と「コンサルティング&ビジネスITの創出」を重要テーマに位置付け、第3次中期経営計画を推進していく。経営目標(21年度定量目標)としては、ビジネスITソリューションとコーポレートITソリューションを注力事業に設定し、事業の拡大と企業価値のさらなる向上を図っていく。
 
第3次中期経営計画<位置付けと重点テーマ>

 19年3月期の同注力事業の売上構成比率は35%だが、「注力事業の売上高構成比率50%」まで引き上げるとともに、「連結営業利益43億(19年3月期を起算にCAGR20%成長)」を最重要指標に掲げ、取り組む。また、22年3月期の株主資本利益率(ROE)は13%を目標に経営を進めていく。