オープンストリーム(吉原和彦社長)とSBクラウド(内山敏代表取締役兼CEO)は4月25日、SBクラウドが提供する画像検索エンジン「Image Search」の活用で協業を開始すると発表した。第1弾として5月8日から、小売業界向けにImage Searchの画像解析技術を簡単に体感できる「Quick&Accurate 画像検索 PoC サービス」を、オープンストリームを通じて提供する。

「Quick&Accurate 画像検索 PoC サービス」のイメージ

 Image Searchは、アリババグループが独自開発した画像検索エンジン。機械学習や深層学習の技術が活用されている。ECサイトを運営する企業は、商品画像データをImage Search上に登録することで、商品を識別するラベル(タグ)が画像ごとに付与され、商品画像の検索機能をECサイトに実装できるようになる。

 これにより、ECサイトを訪れたユーザーがほしい商品を撮影して画像をアップロードすることで、同一もしくは類似した商品を表示させることができるため、購入意欲の高いユーザーが商品を見つけられずにサイトを離脱することを防ぎ、スムーズな購入体験を実現するという。

 Image Searchは、アリババグループのECサイト「天猫(Tmall)」「淘宝網(タオバオ)」でも導入されている。日本ではSBクラウドがパブリッククラウド「Alibaba Cloud」の製品ラインアップの一つとして提供している。

 企業が画像検索エンジンを導入する場合には大量の画像データを登録して学習させる必要があるが、こうした作業には手間や時間がかかるため、技術検証を気軽に行うことが難しく、導入における障壁の一つとなっていたという。こうした課題を解決するため、クラウドサービスの知見やECサイト向けの開発実績を持つオープンストリームと、Image Searchを提供するSBクラウドが協業することになった。

 今回提供するQuick&Accurate 画像検索 PoC サービスでは、企業が商品画像データを簡単に登録し、画像検索できるツールの提供と、PoC用デモサイトの作成をオープンストリームが行う。企業は手間や時間をかけずに高速・高精度な画像検索エンジンを検証できるようになるという。