アライドテレシス(大嶋章禎社長)は、クラウド型サイバーセキュリティサービスを5月中旬に、新開発の無線LAN技術を搭載した製品を年内に発売すると発表した。

中島 豊
上級執行役員

 中村徹・プロフェッショナルサービス事業戦略サポート&サービス事業本部サービスDevops部部長は、「企業のIT人材不足、セキュリティ人材不足は深刻な状況」と警鐘を鳴らす。同社ではIT人材不足の課題を解決するIT運用・管理サービス「Net.Service」を提供している。今回はセキュリティ人材不足を解決する新たなサービスカテゴリーとして「Net.CyberSecurity」を追加した。

 Net.Serviceの第一弾が、脆弱性診断サービスの「WEBサーバー診断サービス」「LANシステム診断サービス」。中島豊・上級執行役員サイバーセキュリティDevops本部本部長は「システム部門・専任スタッフがいない中小企業も視野に入れ、5クリック程度で脆弱性を検証でき、どこにどんな問題があるかを確認できる」と説明。診断後は修正サンプルを提示する。
 
佐藤誠一郎
上級執行役員

 無線LAN分野では、佐藤誠一郎・上級執行役員マーケティング統括本部統括本部長は「IoTデバイスが急増する中、通信手段の一つである無線LANには、電波管理の簡素化、セキュリティ対策、移動端末の通信が不安定など、さまざまな課題がある」と説明。その解決策として、2017年に自律型ワイヤレスシステム「Autonomous Wave Control(AWC)」、18年にセル型とブランケット型を融合した世界初のハイブリッド・ワイヤレスシステム「AWC-Channel Blanket(AWC-CB)」を開発した。今回は、無線LANの導入、増設、資産管理の課題を解決するため、アクセスポイント同士を無線接続できる「AWC Smart Connect(AWC-SC)」を開発。イーサネットケーブルの敷設工事や上位スイッチの設定変更を行うことなく、アクセスポイントを導入、運用できる。(山下彰子)