日本情報通信(NI+C、廣瀬雄二郎社長)は10月2日、自社サービスの「NI+C Cloud Power」「NI+C EDIシリーズ」や顧客システムの運用保守業務の高度化、効率化を目指し、10月からNTTコミュニケーションズ(NTT Com、庄司哲也社長)と連携し、NTT Comが提供するボイスデジタルトランスフォーメーション(ボイスDX)のパッケージモデルを活用したPoC(コンセプト実証)を開始すると発表した

ボイスDX利用イメージ

 NI+Cは、システム運用保守業務の高度化を図るため、故障検知からSEへの連絡、SEによる応答内容の可視化までの完全自動化を目指している。今回、このファーストステップとして、故障を検知した監視担当者からSEへの一斉連絡とSEからの応答内容の収集までをNTT ComのボイスDX「一斉自動コール」パッケージにより自動化を行う。

 具体的には、故障を検知した監視担当者がSEに伝えたい内容をテキストで入力し、その内容がAIにより音声に変換され、SEに対して一斉に電話を自動発信することで、確実に内容を伝えることが可能かを検証する。また、SEが音声で応答した内容を自動でテキスト化し、応答状況の可視化と一元管理が行われることを確認する。電話連絡稼働の大幅な効率化と対応の迅速化によって、監視担当者やSE双方が故障対応や復旧作業に集中することが可能になるため、エンドユーザーの顧客満足度向上が期待できる。

 NI+Cでは、今後このPoCを通じて得られた知見・ノウハウを生かしてサービス化を目指し、同様の課題をもつサービス提供事業者のDXをサポートしていく考え。