アイティフォー(佐藤恒徳社長)は10月11日、きらやか銀行(粟野学頭取)がRPA業務自動化ソリューション「ナイス・アドバンストプロセスオートメーション(NICE APA)」を導入したと発表した。

 NICE APAは、全自動ロボ「ナイス・ロボティックオートメーション」と半自動ロボ「ナイスデスクトップ・オートメーション」を提供。全自動ロボは、人間が行うPC操作の全てを自動化し業務効率化を実現する。半自動ロボは、対話型アシスト機能により、RPAロボットが必要に応じて注意メッセージをポップアップしたり、複数画面から必要な表示要素を一画面に集約表示して入力・確認作業を実施するなど、業務効率化やコンプライアンス強化を行うことを可能にする。

 きらやか銀行は今年4月に「働き方改革推進部」を設置し、業務の削減・効率化に組織的に取り組んでいる。RPA導入はこの取り組みの一環であり、NICE APAを今年1月に試行開始、3月には本格稼働を始めた。対象となった業務は21業務で、集計業務、判断を必要としない定型業務、繰り返し実施される業務、多くの労働力が必要な業務といった本部各部署での定例・定型業務となる。

 同行は今回の21業務へのRPA導入により、合計で年間4449時間の削減効果を見込んでいる。例えば預金照会業務では、行政機関からの依頼時に実施している預金照会業務の手作業をRPAにより自動化した。これにより、事務センター為替発信業務をはじめとする他業務へ柔軟に人員を振り向けることができ、月末などの為替繁忙時においても効率的な人員配置が可能となった。さらに、手作業によるミスが削減されることで、事務品質のさらなる向上につながった。その結果、同業務だけで年間3240時間の削減効果を見込んでいる。