国際高等専門学校の学生と金沢工業大学の学生からなる海外誘客チャレンジチームは、外国人旅行者が自ら作るWEB版観光マップ自動作成フレームワークを開発した。大学コンソーシアム石川の「2019年度学生による海外誘客チャレンジ事業(石川県委託事業)」の選定を受けて取り組んでいるもので、10月25日には実際に使用してもらい改善に生かす「Kanazawa Art & Culture Tour」も実施した。

スマートフォンの画面

 2020年の東京オリンピック開催に伴い、日本に訪れる外国人観光客数が増加することが予測されている。石川県を訪れ、リピーターになってもらうには、石川の魅力を多言語で、タイムリーに、きめ細かくWEB版観光マップなどで発信することが有効だが、サイトの作成、維持にはコストがかかる。

 観光客自身に情報を発信してもらうために、外国人観光客がお気に入りのスポットの写真に自分の言語でコメントを付けて登録すると、リアルタイムでAIが自動的に分類し、WEB版観光マップに情報が表示されるシステムを開発した。さらに、県内の店舗と契約を結び、写真やコメント投稿にポイントを付加し、ポイントを提携施設で利用できるようにした。

 実際に訪れた外国人観光客の生きたレビューにより、その国々の方のニーズに合った実際に役立つ観光案内マップを構築することで、外国人旅行者のリピーター増につなげていきたい考えだ。