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ドライバーの運転不要なレベル4を目指す、群馬大学とNECが実証を実施

2019/12/05 14:00

 群馬県の委託を受けた群馬大学とNECは、特定の場所で全ての操作が完全に自動化される自動運転レベル4の実現を目指し、関越交通の協力のもと公道で自動運転の実証実験を実施する。期間は12月10日から25日までで、走行区間は群馬大学荒牧キャンパスと渋川駅の間の8.7km。

実証実験使用車両

 公道での自動運転は、管制センターによる車両の遠隔制御のために、複数のカメラが撮影する映像を遅延・乱れなく通信することが必要だ。安定した通信が求められるが、無線通信は同じ周波数を使う利用者数の増減や、車両の移動に伴い、電波状況が変わり、リアルタイムに映像を伝送できななどが大きな課題となっている。例えば、自動車の交通量が多い交差点などでは安定的に通信遅延を抑制することが難しく、通信の遅延により事故が発生する可能性がある。
 
適応ネットワーク制御技術

 群馬大学研究・産学連携推進機構次世代モビリティ社会実装研究センターとNECは適応ネットワーク制御技術について共同で研究し、今回適応ネットワーク制御技術の検証を行う。

 実証実験では、NECの適応ネットワーク制御技術と適応映像配信技術を搭載し、変動する混雑した通信環境でも通信の遅延変動を予測しながら安定して高品質な映像配信を行い、管制センターによる遠隔制御を支援する。また、完全自動運転を行うが、ドライバーは乗車し緊急時にはドライバーが運転を行える体制を取る。
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外部リンク

群馬大学=http://www.gunma-u.ac.jp/

NEC=https://jpn.nec.com/