freee(フリー、佐々木大輔代表取締役CEO)は、12月17日に東京証券取引所マザーズに上場した。上場初日の初値は2500円、終値は2700円となった。

 freeeは、「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げ、「アイデアやパッションやスキルがあればだれでも、ビジネスを強くスマートに育てられるプラットフォーム」というコンセプトの実現を目指してサービスを開発・提供している。主な事業として、スモールビジネスにクラウドERPサービスを提供しており、バックオフィス業務の大幅な効率化、リアルタイムな経営状況の可視化による経営改善を支援している。
 
freeeの佐々木大輔 CEO&Co-founder

 これまで同社グループでは、スモールビジネスのバックオフィスの生産性向上を実現するSaaSサービスを開発・提供してきた。具体的には、2013年3月に「クラウド会計ソフト freee」を、14年10月に「クラウド給与計算ソフト freee」をリリース。その後も、15年6月に「会社設立 freee」を、16年10月に「開業 freee」「申告 freee」をリリースし、サービスの拡充を図ってきた。なお、クラウド給与計算ソフト freeeは、17年8月に「人事労務 freee」にリブランドしている。

 また、金融サービスの展開に向けて、18年10月にfreee finance labを設立し、19年6月には「資金繰り改善ナビ」をリリースしている。

 20年6月期の連結業績予想については、連結売上高69億4100万円(前期比153.7%)、連結営業損失28億7600万円(前期は連結営業損失28億3000万円)、連結経常損失31億2700万円(前期は連結経常損失28億5000万円)、親会社株主に帰属する当期純損失31億3500万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失27億7800万円)をそれぞれ見込んでいる。なお、この予測数値は、19年7月から9月までの実績値と19年10月以降の予想値に基づいて算出している。

 上場にあたって、freeeの佐々木大輔 CEO&Co-founderは同社のWebサイト上に「アイデアやパッションやスキルがあれば、だれでもビジネスを強くスマートに育てられるプラットフォームをつくる、というビジョンの実現に向け、革新的なサービスを提供し続けてまいります」とメッセージを掲載した。