FXC(谷輪重之社長)は、ロードバランサ(負荷分散装置)の進化系であるADCの世界的ベンダーである米Kemp Technologies(Ray DownesCEO)が提供する、通信帯域ベースのライセンス「MELA」の販売を2月18日に開始した。受注・出荷開始は4月の予定。

 MELAは、月次のサブスクリプションで、システム規模とサービスの拡大に合わせて利用料金を支払う通信帯域ベースのソフトウェアライセンス。サービス環境は、クラウド環境(AWS、Azure)、オンプレミス環境(VMware、Hyper-V、KVM、XEN)を問わず、利用帯域に応じてインスタンス数とSSL TPSを無制限に利用できる。ライセンスモデルは、すべてWAF機能が利用可能で、ルールセットを毎日アップデートすることで、常に最新の攻撃に対応できる。

 また、MELAは、VPSホスティング、SaaS、eコマースなどのクラウドサービス事業者向けに特化したサービスを提供できるライセンス形態となっている。LoadMasterのインスタンスを制限なくデプロイ可能で、サービス事業者が必要とするADC、SSO、GSLB、WAFの機能を任意で増減できるようにしている。

 この結果、LoadMasterはサービス事業者が提供するサービスの一部として機能するため、柔軟な料金体系とテクニカルサービスが必要となる。そこで、FXCとKemp Technologiesでは、クラウドサービス事業者を新しい形の販売パートナーと位置付け、サービス事業者の要求に対応するための販売方針を採用していく。