富士通エフ・アイ・ピー(島津めぐみ社長)は3月6日、製薬企業に向けて、医薬品の副作用や感染症などの情報(安全性情報)を収集するSaaS型サービス「FUJITSU ライフサイエンスソリューション tsClinical Colle-Spo(ティーエスクリニカル コレスポ)」に詳細報収集を支援する機能を追加し、3月から提供したと発表した。詳細報の収集を支援するSaaS型サービスは日本初となる。

「Colle-Spo」サービスイメージ

 同社では、昨年7月から一報の収集を支援する機能を搭載したColle-Spoを提供している。今回、詳細報の収集機能として、ファーマコビジランス部門(PV部門)が医薬情報担当者(MR)に依頼する機能や、医師がウェブ経由で副作用・感染症詳細調査票(詳細調査票)に入力する機能などを新たに追加した。

 また、入力した症例情報は、業界標準の連携フォーマットでのダウンロードが可能となり、各社の安全性情報管理システムに取り込むこともできる。これらの機能により、収集に携わる医師、MR、PV部門の業務負担を軽減する。

 税別価格は、初期費用が600万円から、月額費用が40万円から。同社では、一報、詳細報含むColle-Spo全体で、今年度に10社、3年間で30社の販売を目標としている。