19年4月、データセンターサービス事業を富士通に統合。これを機に、SIとSaaSの二つのサービスを主力事業とした。これまで培ってきたさまざまな業界へのシステム提供のノウハウを最大限に発揮し、サービスビジネスへのシフトをより鮮明にして、その拡大を図っていく。

島津めぐみ
社長

 19年の業績はSIが牽引し、順調に推移した。20年はお客様の変革を支援する「業務力」「技術力」をさらに高め、オフショアも積極活用しながらSIビジネスの拡大を目指す。SaaSは販売チャネル拡大と新サービス創出によって、より多くのお客様のニーズにお応えしていく。映像コンテンツの管理や共有を支援するSaaSの「メディアリュック」は、映像制作、スポーツ、教育などさまざまな業界から引き合いがあり、国内の5G時代到来を控え、さらなる拡大を見込んでいる。

 また、自治体のクラウド利用が拡大する中、LGWAN上で既存SaaSの提供を可能にする中継サービス「LGWAN-ASPアプリケーションゲートウェイサービス」も好調だ。20年は機能強化を予定しており、自治体にSaaSを提供したい事業者のニーズを取り込み、ユーザー拡大を図りたい。キャッシュレスやセキュリティ関連のサービスもいっそう拡充していく。

 お客様に安心して価値の高いサービスを利用してもらうためには、品質が最も重要だ。品質は、従業員が働きやすい環境を用意することで向上していくものだと考えている。テレワークや年休取得等の働き方改革に引き続き注力していく。