クラウドサービス「Alibaba Cloud」を日本国内で展開するSBクラウド(内山敏代表取締役兼CEO)とクラウドERP「Odoo(オドゥー)」を提供するパクテラ・テクノロジー・ジャパン(パクテラ、李勁松社長)は4月27日、中国に拠点をもつ日本企業を対象にしたクラウドERPの構築に関して業務提携したと発表した。

日中間でもOdooを安定的・高速で利用できる

 SBクラウドとパクテラは、この提携に基づき、中国に拠点を設置する日本企業の基幹業務システムの早期立ち上げや、既存システムの切り替え、日中間のシステムのシームレスな連携を実現する。

 具体的には、Alibaba Cloudの仮想サーバーサービス「Elastic Compute Service(ECS)」(東京リージョン)上に、パクテラが提供するOdooのシステム環境を構築することが可能となる。また、日中間の専用線を活用したAlibaba Cloudのネットワークサービス「Cloud Enterprise Network(CEN)」と、中国拠点のプライベートネットワークとVPNを介して接続する「VPN Gateway(VPN GW)」をあわせて利用することで、日中間の通信の高速化と安定化を図ることができるため、日本国内と同等の品質でOdooを利用することが可能となる。

 なお、Odooはクラウドベースのシステムのため、日本側もリモートで簡単に管理でき、中国側にIT専任担当者を置く必要もない。