沖電気工業(OKI)は、コンタクトセンターシステム「CTstage」の新サービスとして、Microsoft Azure上のコンタクトセンタークラウドサービス「CTstage Cloud(シーティーステージ クラウド)」の販売を10月28日に開始した。

「CTstage Cloud」のサービスイメージ

 CTstage Cloudは、CTstageが96年の発売以来25年間にわたって培ってきた豊富な機能を、すべてサービスメニューとして提供する。使いやすく一目でコンタクトセンターの稼働状況を把握できる、リアルタイム状態管理ツールや統計ツールなどの管理機能はもとより、従来のクラウドサービスでは提供が困難だった、顧客の状態にあわせた複雑なルーティングが可能なACDやIVRも含め、コンタクトセンターに求められる様々な機能を選択して利用することができる。また、各種の設定変更は事業者自身で行うことが可能で、需要の変動や取扱品目の変更、規模拡大、オペレーター拠点の分散化・在宅化など、事業環境の変化に対応した最適なコンタクトセンターを構築できる。

 クラウド基盤としてパブリッククラウドのMicrosoft Azureを採用し、安定したサービスを提供する。サービス運用にあたっては、CTstageサポートサービスで培ったノウハウをもつOKIのプロフェッショナルが直接、故障受付からコンタクトセンター運用までの幅広い支援を行うため、より安心・安全で柔軟なコンタクトセンターの運用が可能となる。

 また、CTstage Cloudは国内コンタクトセンター市場で初めて、ボイス/ノンボイスをACDから管理機能まで統合する「ボイス/ノンボイス統合機能」を提供する。これにより、ボイス/ノンボイス間のスムーズな応対の引き継ぎや、コンタクトセンター全体の運用状況の把握・分析が可能となり、顧客の利便性向上とコンタクトセンターの効率的な運用を同時に実現する。

 税別価格は月額席単価が8000円からで、21年1月の提供を予定している。同社では、今後3年間で1万5000席の販売を目指す。

 なお、CTstage Cloudの豊富な機能と品質をより早く体感してもらうため、提供にあわせ「モニターキャンペーン」を実施する。CTstage Cloudに接続可能な設定をした閉域網接続モバイルルータを一定期間無償貸与し、新たな設備の導入を行うことなくCTstage Cloudのサービスを手軽に試すことができる。