沖電気工業(OKI)は9月25日、ソニーペイメントサービス、メイテツコムと共同で、10月1日に「ETCソリューションズ株式会社」を設立すると発表した。ETCソリューションズは、駐車場など高速道路以外の施設でもETCなどのITS技術が利用可能となる環境を整備し、利便性の向上を図るためのサービス(ETC多目的利用サービス)を実現していく。

ETC多目的利用サービスの利用イメージ

 その第一弾として、ソニーペイメントサービスのスピーディーで安全な決済システム、メイテツコムが有する安定した高いシステム構築・運営技術、OKIがもつ高度なETC周辺機器開発能力を活用するとともに、中日本高速道路や三菱プレシジョン、オリエントコーポレーションと業務提携を行うことで、21年度中に高速道路以外でETC技術を活用した決済サービスを開始する予定。

 すでに17年以降、ETCソリューションズ出資各社と業務提携各社は協働で、ETC多目的利用サービスの本格的な事業化に向けて、駐車場やカーフェリー乗船場、ファーストフードのドライブスルー店舗などで、複数の試行運用を積み重ねてきた。ETCソリューションズは、ここで培ってきた技術や経験を生かし、顧客が車に乗ったままで利用する様々なシーンで、非接触・キャッシュレス決済を提供する。

 代金支払・精算時に現金、クレジットカードなどの受け渡しやスマートフォン操作などが一切不要で、顧客の利便性向上や事業者の精算処理の効率化にとどまらず、接触機会の低減による感染症予防対策まで同時に実現することが可能となるETC多目的利用サービスは、ウイズコロナ・アフターコロナの社会で大きな役割を担っていくと考えている。

 ETCソリューションズでは、ETC技術を用いた便利で快適な社会の実現を目指し、事業を推進していく方針。