パナソニックは、神奈川県藤沢市のFujisawaサスティナブル・スマートタウンで、小型低速ロボットを使った住宅街向け配送サービスの実証実験を実施する。11月から年内にかけて公道での走行検証を実施し、21年2月から実証サービスの提供と検証を行う。人に寄り添うロボットで新たな配送サービスを提供し、人とモビリティが共存する活気あるコミュニティーづくりに貢献していく。

小型低速ロボットによる配送サービスの実証実験

 パナソニックでは、人の生活圏にフォーカスしたモビリティのソリューションプロバイダーとして、人を元気に、コミュニティーを元気に、地球を元気にすることを目指している。また、Fujisawaサスティナブル・スマートタウンでは、14年の街びらき以降、6年間にわたる街の運営を通じて、住民や共創パートナー、自治体とともにくらしの価値向上に取り組んできた。

 今回は、これまで開発してきた自律走行ロボットや自社構内でのライドシェアサービスで培ってきた技術やノウハウを生かし、新たな配送サービスの実現に向けた取り組みを加速していく。

 実証実験のフェーズ1「自動走行ロボット公道走行実証」では、公道走行時の技術検証と課題抽出を行う。管制センターと自動走行ロボットを公衆インターネット網で接続し、管制センターのオペレーターがロボット周囲の状況を常時監視する。自動走行ロボットは、障害物を回避しながら自律走行。自動回避が困難な状況では管制センターからの遠隔操作に切り替えて走行する。実施期間は11月25日から12月24日まで。

 フェーズ2「自動走行ロボットを用いた配送サービス実証」では、ロボットを利用した新たな配送サービス体験に対する受容性を検証する。ロボット利用による配送サービスの省人化や、スマートフォンのアプリを用いた非対面での荷物や商品の受け渡し、ロボットと遠隔管制センター間での対話機能によるコミュニケーションなどを実施する。実施期間は21年2月から3月の予定。