日商エレクトロニクス(日商エレ)は、Zoom Rooms向けビデオ会議用デバイスを提供する英Neat frame Limited(Neat)と販売代理店契約を結び、12月10日から「Neat Bar」の販売を開始した。初年度に約2億円の売り上げを目指す。

Neat Bar

 Neat Barは、デザインがコンパクトでエレガントであるだけでなく高機能・高性能なマイク、カメラ、スピーカー、PCを含んだ一体型端末。1台から2台のモニターの上下に取り付けることができ、小・中規模のミーティングスペースに最適となっている。また、Neat Barのコントローラーやスケジューラーとして利用できるNeat Padが付属。Neat BarとNeat Padのセットで29万8000円(税別)で提供する。構築とサポートはオプションとなる。

 Zoom Roomsがはじめからインストールされているため、箱から本体を出して電源とネットワークに接続し、アクティベーションをすればすぐに利用できる。Neat BarとNeat Padは、自動的にペアリングされる。テレビやモニターに接続するために必要なものは全て箱に入っており、難しい設定や構築はなく誰でも簡単にセットアップができる。

 Neat Barは、ウォールマウント、ディスプレイマウント、テーブル配置など、さまざまな取付方法に対応。すべての取付用金具が、初期で付属しているため別途購入する必要はない。また、コンパクトなきょう体の中に厳選された技術パーツが詰め込まれており、ミーティングを快適に、便利にする機能や性能を備えている。電源もきょう体に組み込まれており、アダプタレスで部屋をすっきりとさせることができる。

 五つのマイク(エンドファイアアレイ)と三つのセンサーマイクを搭載。高度なビームフォーミング機能により、参加者の声をしっかりとピックアップして画角の外の不要な音はシャットアウトする。将来的には、コントローラーに付属しているマイクを活用して、より大きな会議室でも音声を効率的に拾うことができるようになる。また、Neat Audio Processingによって、ダブルトークの問題(他の人が話していたり、周りの雑音によって、声が不明瞭になったり、ミュートされたりすること)を排除し、会話を自然なものにする。

 4Kを超える1200万画素の解像度を兼ね備え、また120°の広角カメラによって狭い部屋でも参加者全体を写すことができる。また、オートフレーミング機能を搭載し、自動で最適な画角に調整する。

 今後は、Neat Barに引き続き、今月にディスプレイ一体型端末Neat Boardの販売を開始する。Neat Boardは、Zoom Rooms専用All in one型のタッチディスプレイ。65インチのディスプレイ、カメラ・マイク・スピーカーなど必要なものが一つのきょう体にまとまっているため、運用の手間を大幅に軽減し、Zoom Roomsをより快適に利用することができる。

 なお、顧客向けデモ環境として、同社主要拠点(北海道、東京、愛知、大阪、広島)にNeat Bar、東京と大阪にはNeat Boardを設置している。日本全国どこからでもNeatを体感できる環境作りに取り組んでいく。東京では、Zoomと一緒に使用できるさまざまなメーカーの製品を試すことができる。顧客の要望に応じて最適な機器選定のサポートを行う。

 このほか、Zoom製品と同様にNeat製品に関するサポート記事を同社サポートサイトに掲載している。すでに70以上の記事を掲載しており、近年求められるビジネススピードを考慮し、顧客が直面する問題への迅速な自己解決を促していく。