都築電気と東京都健康長寿医療センター(TMIG)は、フレイル予防を目的として共同開発したアプリ「スクワット・チャレンジ全国版」のiOS版の提供を開始した。

フレイル予防アプリを無償公開

 スクワット・チャレンジ全国版は、スマートフォンのカメラ機能を活用してスクワットを行うヘルスケアアプリ。高齢者の運動習慣形成のために都築電気とTMIGが共同開発し、東京都内の高齢者施設などで活用している。今回、コロナ禍による運動不足の解消など、世代にかかわらず多くの人の健康づくりに活用してもらうため、iOS版を無償で公開する。

 同アプリでは、端末(スマートフォン・タブレット)のカメラで、スクワットの動きをとらえ、回数を自動で計測する。計測されたスクワットの実績は、個人記録としてサーバーで管理(個人情報は保持しない)。利用者全体の月間の合計回数が集計され、市区町村ごとに順位を競うことが可能となっている。

 都築電気とTMIGは、「健康寿命の延伸につながる、ICTを活用した社会・地域の仕組みづくり」のため、17年度から共同研究を実施してきた。研究の一環で開発したアプリ「スクワット・チャレンジ」は、TMIGと共同研究を行う大田区の「大田区元気シニアプロジェクト」の中で約3年間、区内八つの高齢者施設に設置され、毎月合計3万回ほどのスクワットが行われてきた。

 このスクワット・チャレンジをより多くの人に使用してもらうため、Android版を昨年4月に公開し、今回iOS版の提供を開始することにした。