SBテクノロジー(SBT)は、ウェブフォントサービス「FONTPLUS(フォントプラス)」で日本語約物が連続した際の「アキ」を調整する新機能をウェブフォントに追加し、6月16日に提供を開始した。現在、FONTPLUSを利用中のユーザーは、追加費用なく利用できる。

ブラウザでのデフォルト(上)と、chwsを有効にした状態(下)

 日本語の組版では通常、句読点や括弧類などの「約物」が連続した場合、その前後関係に応じて字間を詰めたり開けたりする文字詰め処理を施している。しかし、現状のウェブでは、この文字詰め処理を標準的な手法で実現することができず、日本語ウェブタイポグラフィの課題の一つとなっている。

 FONTPLUSでは今回、この課題を解決するためにOpenType機能の「chws(Contextual Half-width Spacing)」と「vchw(Vertical Contextual Half-width Spacing)」を組み込んだウェブフォントを開発した。chws/vchwは、それぞれ横書きと縦書きのテキストで、日本語の約物が特定の組み合わせで連続した場合のアキを調整する機能となる。

 chws/vchwの機能は、JavaScriptスニペットにパラメータを追加し、CSSで該当箇所の<font-feature-settings>プロパティの値に指定するだけで利用できる。