ピー・シー・エー(PCA)はこのほど、同社の「PCAクラウド」とサイボウズの業務アプリ構築クラウド「kintone(キントーン)」をノーコードで連携できるkintoneプラグイン「PCAクラウド連携プラグイン for キントーン」をリリースした。これまで必要だった個別開発なしでアプリケーションの機能を拡張することが可能になる点が特徴だ。

橋本隆広 課長代理

 プラグインは、ユーザーからの要望を受けて開発した。PCA営業支援グループインテグレーション推進チームの橋本隆広・課長代理は「基幹の部分とキントーンを連携させる動きが市場で盛り上がっており、PCAクラウドに対しても連携に関するニーズが高まっている」と語る。

 同社は、PCA商魂DXクラウド向けの売上伝票登録と受注伝票登録、得意先マスタ抽出、商品マスタ抽出のプラグインとアプリテンプレートを用意。開発契約を結んだパートナーに対しては、これら以外も提供し、通常は難読化しているソースコードも渡す。

 その上で、プラグインによって、本年度内に100社への新規サービスの導入を目指す。現在は販売管理分野だけで適用できるが、会計や人事、給与の製品などと連携できるプラグインの提供も計画している。

 市場では、競合他社も同じような動きをしているが、橋本課長代理は「プラグインの使いやすさやAPIに長く取り組んできた点で、われわれに優位性がある」と話す。プラグインの提供をきっかけに、サイボウズと協力しながら互いのパートナーエコシステムの拡大も進める方針。(齋藤秀平)