SAPジャパンとNTTデータ グローバルソリューションズ(NTTデータGSL)は7月21日、メタウォーターがDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の基盤として「SAP S/4HANA」の採用を決定し、7月から導入プロジェクトを開始すると発表した。

メタウォーターは、水・環境分野の総合エンジニアリング企業として、機械技術、電気技術、ICT、運転・維持管理ノウハウの融合を進め、水道・下水道・資源環境(ごみリサイクル)の事業を展開している。今回のプロジェクトでは、経営に必要なコアデータ(財務会計・工事会計・管理会計・販売・調達等の業務データ)をSAP S/4HANAで一元管理することで、DX・データ戦略、IT基盤再構築、ビジネスモデル変革のさらなる推進を目指す。

 同プロジェクトを検討する上で、メタウォーターでは現状分析と新業務・システムの計画立案を実施。検討の結果、主要な業務領域で、SAP S/4HANAの標準機能が適用でき、建設・エンジニアリング業界でのSAPシステム導入事例を活用することで効率的なプロジェクト推進が期待できると判断し、SAP S/4HANAを選定した。

 また、SAP S/4HANAが搭載しているインメモリデータベースにより、リアルタイムでのデータ戦略を効率的に実現できることや、SAPがSAP S/4HANAのサポートを最低でも40年まで確約していることによる製品としての継続性も評価した。

 なお、導入プロジェクトはNTTデータGSLが実施する。NTTデータGSLは、SAP認定の自社テンプレート「GBMT」と建設業界やエンジニアリング業界でのノウハウを生かし、高品質・短期間での業務改革を目指すとともに、経営管理の高度化に向けたロードマップの策定から業務プロセス改革、システム構築、ユーザートレーニングまでを一貫して支援していく。