アビームコンサルティング(アビーム)、SAPジャパン、SHIFT、MAIAの4社は9月7日、育児や介護などのさまざまな事情で就労に課題を抱えている全国の女性を対象にSAP女子(人材)として育成・就労支援する事業を開始すると発表した。地域の自治体・企業と連携しながら、全国で手掛けることを予定。まずは沖縄県から実施する。
 


 今回の事業では、人材確保が急務とされるSAP人材(SAP製品の導入プロジェクトに携わるITエンジニアやSE、コンサルタントなど)として育成することでスキルアップと新たな就労機会を提供。1人でも多くの女性と企業をつなぎ、雇用機会を生み出して不足するSAP人材を確保するとともに女性の雇用問題の解決に寄与することが目的となる。

 人材教育・育成支援では、SHIFTのヒンシツ大学(SHIFT提供のソフトウェア教育専門機関)によるカリキュラムの提供を受けて、多くの女性のデジタル人材育成してきたMAIAがIT初心者でもスキルを身に着けられるSAPテスターとしての教育を開発・育成。

 働く場の創出では、アビームコンサルティングがSAP S/4HANAの導入を中心に提供する。MAIAが育成したSAP女子の就労制約を加味しワークシェアリング方式でアサイン。SHIFTが保有するソフトウェア品質保持技術のもと、品質・納品管理を実施する。SAP女子のマネジメントでは、MAIAがキャリアコンサルティングやコミュニティー形成、アサインの管理を実施。中間就労として案件に関わってもらうことでライフスタイルに合った働き方を提案していく。

 まず沖縄県を選んだのは、観光をはじめ「第3次産業」の割合が高いことからリモートワークや時短勤務などの柔軟な働き方が可能な職種が少ない傾向にあるためとのことだ。