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ビジネスエンジニアリング 動作デジタル化で能力向上サイクル構築 「mcframe MOTION」に新コンセプト
2021/10/14 09:00
週刊BCN 2021年10月11日vol.1894掲載
ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は、「人の動き」をデジタル化して把握・分析するソフトウェア「mcframe MOTION」の新コンセプトとして「能力向上サイクルの実現」を掲げ、製品体系の刷新と機能強化を実施した。仮想現実技術を用いた学習用システム「VR-learning」と、位置情報や画像で人の動きを計測・分析するシステム「Human-tracking」の2本柱で「教育」「実践」「評価」「改善」のサイクルを回し、顧客企業の生産性向上に貢献する考えだ。2製品を合わせ、今後3年間で100社への新規導入を目指す。
VR-learningは、実際の作業現場を360°カメラで録画・VR化し、臨場感ある現場教育を可能とする。作業技能の習得や安全意識の向上などの教育を現地に行かずに自習できる。熟練者の作業手順を収録することで作業ノウハウの伝承にも役立てられる。教材は内製できる点も特徴だ。従来はVR用のヘッドマウントディスプレイがなければ視聴できなかったが、刷新を機にブラウザーで閲覧できる機能を追加した。
Human-trackingは、カメラやセンサーから取得する位置情報や画像から作業動作、姿勢などを計測した上で、数値化して評価する。どの作業にどの程度の時間を要しているかや、効率の悪い移動、非定常作業の発生頻度などを明確化し、改善点を得られる。
Human-trackingには、新たにAIを用いた画像認識技術を取り入れた。動画から自動で作業を分析・評価できるほか、手本となる標準作業との比較による分析にも対応する。
近年、作業現場では労働力不足が深刻化しており、作業効率化に向けた人材教育の重要性は高まっている。マーケティング企画本部の小林剛・商品企画部部長は「現場に入る前にVR-learningで教育を受け、実践の場での動きがどれだけ正しいかをHuman-trackingで担う。その結果を改善につなげることで能力を向上するサイクルを構築できる」と話した。(藤岡 堯)
ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は、「人の動き」をデジタル化して把握・分析するソフトウェア「mcframe MOTION」の新コンセプトとして「能力向上サイクルの実現」を掲げ、製品体系の刷新と機能強化を実施した。仮想現実技術を用いた学習用システム「VR-learning」と、位置情報や画像で人の動きを計測・分析するシステム「Human-tracking」の2本柱で「教育」「実践」「評価」「改善」のサイクルを回し、顧客企業の生産性向上に貢献する考えだ。2製品を合わせ、今後3年間で100社への新規導入を目指す。
VR-learningは、実際の作業現場を360°カメラで録画・VR化し、臨場感ある現場教育を可能とする。作業技能の習得や安全意識の向上などの教育を現地に行かずに自習できる。熟練者の作業手順を収録することで作業ノウハウの伝承にも役立てられる。教材は内製できる点も特徴だ。従来はVR用のヘッドマウントディスプレイがなければ視聴できなかったが、刷新を機にブラウザーで閲覧できる機能を追加した。
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