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SBTとNTT Com、業界初の中古車輸出販売越境ECの自国通貨での価格表示と決済で実証実験
2021/10/14 17:00

実証実験では、NTT Comが提供する「Home Currency Anywhere」(HCA)を活用し、契約後の中古車輸送期間のレート保証を行うことで、利用者の利便性を高めてビジネスの拡大を目指す。実施期間は22年1月まで。
具体的には、SBTの中古車輸出越境ECでHCAと連携し、自国通貨での価格表示や決済、決済時のレート保証を実験的に行い、ニーズを調査する。想定している検証プロセスは、ステップ1として、中古車輸出越境ECへ自国通貨表示機能を実装し、利用率を測定する。また、アンケートにより選択理由や使用に際しての感想を収集する。
ステップ2として、ステップ1でニーズが高い通貨について、自国通貨決済とレート保証機能を実装し、利用率を測定する。また、レート保証を選択した顧客については「選択した理由」や「次回も保証を選択するか」などについてアンケートでニーズ調査を行う。
両社は今後、実証実験の結果を踏まえ、22年度中をめどにアフリカ、中南米、アジアなどで自国通貨での価格表示や決済、決済時のレート保証の本格提供を目指す。また、NTT Comが提供する多言語翻訳機能を備えたコミュニケーションツール「NoMado」を活用し、海外との商談障壁を下げることで取引拡大を図る。
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