Skyはオンプレミス型名刺管理サービス「SKYPCE(スカイピース)」の販売活動を強化している。テレビCMの放映やエンドユーザー向けの発表会など、マーケティング活動を推進、認知度の拡大を図り顧客獲得を狙う。
SKYPCEは、名刺のスキャンからデータ化までのプロセスを同社のクラウドサーバーとオンプレミスサーバーで実行する。社内のセキュリティポリシーにより、データを外部で保存するクラウド型の名刺管理サービスを利用できない企業も多いため、オンプレミス需要に応えていく。
全国各局でCMを放映
IT資産運用管理ソフト「SKYSEA Client View」やシンクライアントシステム「SKYDIV Desktop Client」と同様にテレビCMの放映も積極的に展開する。製品キャラクターには俳優の城田優さんと歌舞伎俳優の尾上松也さんを起用した。名刺情報は会社の資産であることをアピールした内容で構成し、名刺管理の重要性を周知させていく。
エンドユーザー向けに開催した発表会では、自社で実際に利用し機能や使用感をブラッシュアップしたことや、(利用企業の)ポリシーに沿って柔軟な運用管理ができるといったオンプレイス製品特有の強みを紹介した。加えて、自社製品との連携についても説明。例えば、SKYSEA Client Viewと連携することで、各PCでの名刺情報の閲覧、編集、削除やデータのダウンロードを操作ログとして記録したり、画面キャプチャの禁止などが設定可能となるためセキュリティ対策強化にも有効だとした。
今後もオンライン名刺交換機能をはじめ随時、機能強化を図る予定だ。(岩田晃久)