アイビーシー(IBC)は、システム情報管理ソフトウェア「System Answer G3」とオリゾンシステムズのネットワークフロー解析ツール「Flowmon」とのAPI連携を5月10日に開始した。


 今回のSystem Answer G3とFlowmonのAPI連携により、システム障害の予防、有事の際でもシステムの性能情報分析とネットワークフロー解析が一元管理できるため、障害発生時の原因究明がより迅速・的確に行えるようになり、これらシステム障害によるダウンタイムを「ゼロ」に近づけることが可能となる。

 ITシステムの運用監視/運用管理分野で、導入実績1000社以上、ITシステム機器の監視数1800万項目以上のライセンス販売実績をもつSystem Answerシリーズは、世界に先駆けて(同社調べ)キャパシティ予知/昨対比較/変動検知といったITシステムの将来予測機能を備えている。これにより、今まで過去のログ情報や監視データの収集・可視化・分析をもとにした事後対応が中心であったシステム運用のあり方を、将来予測を実現することでシステム運用をプロアクティブな事前対応に変え、運用にかかわるTCOの大幅削減を支援してきた。

 System Answer G3がITシステム全体の性能情報を取得・分析・予測するのに対して、Flowmonは、ネットワークフロー情報の取得、監視と分析を得意とし、「誰が」「いつ」「どこで」「何をしたか」を把握し、ユーザーやアプリケーションの利用状況を完全に可視化する。パケット解析と同様の視点による解析が「通信ログを残しつつ、短時間で実現可能」となる。ユーザー単位やアプリケーション単位での通信状況を把握でき、さらに直観的なGUIで、効率的で高速な解析を実現する。

 今回のAPI連携により、トラフィック監視を行っているSystem Answer G3のGUI上でネットワークフロー解析もできるため、機器の性能情報とフロー情報をあわせて分析する場合に、相互にツールを切り替える必要がなく、操作がシンプルになり、調査に要する時間を大幅に短縮できる。

 また、1台のSystem Answer G3に複数台のFlowmonを連携可能。System Answer G3で監視ノードとフローソースをひも付けた管理、入出力インターフェースを絞ったフロー解析も可能となる。さらに、System Answer G3のポータル画面で、フロー統計情報を一元的に表示することができる。

 システムの「性能分析」と「フロー解析」の一元管理を実現することで、トラブルに強い運用体制を構築でき、運用コストの削減が望める。さらに、トラブルの原因を先回りして対処しておくことで、将来的に障害を起こさないインフラ体制を目指すことが可能となる。

 なお、Flowmon連携APIは、追加費用なしで利用できる。