ACSLとVFR、理経は、ACSL製国産ドローン「SOTEN(蒼天)」をバーチャル上に再現し、操縦訓練を可能とするSOTENバーチャルトレーナーを共同開発する。また、テストユーザーにベータ版の提供を開始し、2023年1月の正式リリースを目指す。

「SOTENバーチャルトレーナー」操作画面

 ACSLは、昨年12月に国産の小型空撮ドローンとしてSOTEN(蒼天)を発表し、ドローンの社会実装を加速してきた。一方で、ドローンの操縦機会という面では「もっと気軽に操縦訓練がしたい」「再現が困難な実務を模した環境での訓練が可能であれば、実地訓練の時間を短縮することができる」といった課題が挙がっている。

 今回、理経がVR環境を構築し開発したSOTENバーチャルトレーナーではこうした課題を解決するため、SOTENと同様のユーザーインターフェースを再現し、バーチャル上で飛行訓練を可能とした。また、緊急着陸などのドローンを操縦する上で身につけるべき判断力を養うコンテンツなど、バーチャルだからこそできる訓練を目指して開発を進めている。

 SOTENバーチャルトレーナーは、SOTEN(蒼天)に特化したシミュレータで、SOTEN(蒼天)と同様の機体性能やユーザーインターフェースを再現。カメラ撮影などもトレーナー内で訓練することができる。

 点検、捜索、災害監視など多様な実務状況を体験。実務ならではのヒヤリハットやトラブルに対応する訓練も可能となっている。PC、モニタ、プロポ型コントローラのみで訓練を行うため、実機の準備は不要となる。

 今後は、ベータ版の提供を開始し、23年1月の正式リリースに向けて改良を行っていく。また、メタバース空間の中にドローン訓練スペースを展開し、複数名が同一空間内で訓練できる仕組みも検証していく。