ディー・ディー・エス(DDS)は6月20日、DX導入など複雑化するオフィス環境を自ら実践する目的でソアーが多要素認証基盤「EVE MA」を導入したと発表した。
 

クライアントPCでの認証

 導入の決め手は認証専用のActive Directory(AD)が不要なことだった。旧環境では、アカウント管理用のADのほか、認証用のADも必要で、AD間でパスワードの定期変更が必要であるにもかかわらずAD同士の連携が難しく、やむを得ず会社用ADのパスワードを固定化、認証用ADのみパスワードを変更するというセキュリティ上課題のある状態だった。また、AD2台の管理とパスワードの課題はシステム管理をするうえで相当な負担になっており、EVE MAは管理者の負担軽減にもつながった。

 さらに、きれいで働きやすいオフィス環境を新たなビジネスチャンスとすべくEVE MAの指紋認証を導入し、ICカードとカードリーダをなくしたことでオフィスの美化も図っている。また、ノートPC使用時の指紋認証利用時に顧客からの質問を受けたり、指紋認証デモが好評であったりと、ソアーの目指す半歩先の提案も実践できるようになった。

 EVE MAは、各種システムに対するパスワードでの本人認証を生体(指紋、顔、静脈)、ICカード(FeliCa、MIFARE、マイナンバーカード)、パスワードを用いた多要素認証方式に置き換える認証基盤。ADとのシームレスな連携で組織・グループに対する柔軟な設定を可能とし、エンタープライズシステムの認証基盤の自在な設定を可能とする。