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IIJがSASEサービスを提供開始、5年で50万アカウント獲得目指す

2022/09/01 16:00

週刊BCN 2022年09月05日vol.1937掲載

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は、9月1日からSASE(Secure Access Service Edge)サービス「IIJセキュアアクセスサービス」の提供を開始した。SASE関連のサービスは外資ベンダーが提供するケースが大半だが、自社開発して国産サービスとすることで差別化を図る。最小50ユーザーから利用でき、価格も競合サービスに比べ安価にすることで、中堅中小企業の顧客獲得を狙う考えだ。今後、5年間で50万アカウントの獲得を目標として掲げる。

 SASEは、ネットワーク機能とセキュリティ機能を包括的にサービスとして提供することが求められる。IIJセキュアアクセスサービスでは、セキュリティ機能としてURLフィルタリングやアプリケーション制御を提供する「Webゲートウェイ」とアクセス制御を提供する「ファイアウォール(タイプ1)」を展開。ファイアウォールでは2023年1月にUTM機能を持った「タイプ2」を提供する予定だ。ネットワーク機能では、専用のエージェントをインストールすることでセキュリティ機能を適用したインターネットアクセスを実現する「プライベートコネクト」と、同社の閉域ネットワークサービスとIIJセキュアアクセスサービスを接続し、パブリッククラウドへの安全なアクセスを可能とする「プライベートコネクト」をラインアップした。ユーザーは必要な機能を選択して利用できるという。

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外部リンク

インターネットイニシアティブ=https://www.iij.ad.jp/