米Oracle(オラクル)は米国時間の9月12日、クラウド型データベースサービス「MySQL HeatWave」を「アマゾン ウェブ サービス」(AWS)上で利用できる「 MySQL HeatWave on AWS」の提供を開始した。「Oracle Cloud Infrastructure」(OCI)のみだった提供体制に柔軟性を持たせる狙いで、近い将来には「Microsoft Azure」にも対応する予定だ。開始時点ではAWSの米国東部(バージニア北部)リージョンのみで提供され、順次、他リージョンへも拡大する。
日本オラクルの梶山隆輔・MySQLソリューション・エンジニアリング・ディレクター
MySQL HeatWaveは、MySQLのマネージドサービスに、専用のクエリ・アクセラレーターを組み合わせることで高速化し、トランザクション処理やデータ分析・予測、機械学習などを一つのデータベースで可能とする。HeatWave on AWSは、OCI上で展開されている同サービスと同じ機能が提供される。
13日に日本の報道向けに開かれた説明会で、日本オラクルMySQL Global Business Unit Asia Pacific & Japan担当の梶山隆輔・MySQLソリューション・エンジニアリング・ディレクターは「Amazon RDSや、RDSとAmazon Redshiftを組み合わせて使っているお客様の『性能に波がある』や『データ分析にリアルタイム性がない』といった悩みをすべて解消していこうという製品だ」と話した。(藤岡 堯)
米Oracle(オラクル)は米国時間の9月12日、クラウド型データベースサービス「MySQL HeatWave」を「アマゾン ウェブ サービス」(AWS)上で利用できる「 MySQL HeatWave on AWS」の提供を開始した。「Oracle Cloud Infrastructure」(OCI)のみだった提供体制に柔軟性を持たせる狙いで、近い将来には「Microsoft Azure」にも対応する予定だ。開始時点ではAWSの米国東部(バージニア北部)リージョンのみで提供され、順次、他リージョンへも拡大する。
日本オラクルの梶山隆輔・MySQLソリューション・エンジニアリング・ディレクター
MySQL HeatWaveは、MySQLのマネージドサービスに、専用のクエリ・アクセラレーターを組み合わせることで高速化し、トランザクション処理やデータ分析・予測、機械学習などを一つのデータベースで可能とする。HeatWave on AWSは、OCI上で展開されている同サービスと同じ機能が提供される。