ニュース

日本のデジタル化に向けた「最大のチャンス」、デジタルインボイス推進協議会が「Peppol」の利活用推進を呼びかけ

2022/11/02 16:00

週刊BCN 2022年11月07日vol.1945掲載

 消費税の仕入税額控除の方式としてインボイス制度が来年10月に始まるのに向け、ITベンダーなどでつくるデジタルインボイス推進協議会(EIPA)は10月28日、記者発表会を開き、国際標準規格「Peppol」の利活用推進を呼びかけた。EIPAの代表幹事法人を務める弥生の岡本浩一郎社長は、インボイス制度は「日本のデジタル化にとって最大のチャンスだ」と強調。各ベンダーは、企業やデータがつながる世界が実現することで、今後のビジネスの拡大が期待できるとの見方を示した。
(齋藤秀平)
 
EIPAの代表幹事法人を務める弥生の岡本浩一郎社長

 主催者を代表して基調講演した岡本社長は、EIPAとして、これまでにPeppolをベースとした標準仕様の策定に向けた支援に取り組んできたと紹介した。その上で、デジタル庁がこの日、Peppolネットワークでやり取りされるデジタルインボイスの標準仕様「Peppol BIS Standard Invoice JP PINT Version 1.0」を公表したことなどに触れ「デジタル庁に渡していたバトンは、いよいよEIPAに戻ってきた」とし、国内でのPeppolは実用化の段階にあると紹介した。

続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。

(登録無料:所要時間1分程度)

新規会員登録はこちら(登録無料)

会員特典

週刊BCNについて詳しく見る
  1. 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
  2. メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
  3. イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
    SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。
  4. 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!…etc…
  • 1

関連記事

OBC、「デジタルインボイス推進協議会」の幹事法人に就任

外部リンク

デジタルインボイス推進協議会=https://www.eipa.jp/

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>