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米オラクル、Exadata次世代版の「X10M」を発表 トランザクション処理性能が最大3倍

2023/06/29 16:00

週刊BCN 2023年07月03日vol.1975掲載

 米Oracle(オラクル)は6月22日、「Oracle Database」に最適化したデータベース基盤「Exadata」の次世代版となる「X10M」を発表した。

 第4世代「AMD EPYC」プロセッサーを採用し、構成するデータベースサーバーやストレージサーバーの機能をはじめソフトウェアも拡充した。前世代機と比較して、トランザクション処理能力が最大3倍、アナリティクス速度は最大で3.6倍、データベース統合性能は50%アップと大幅な機能強化を果たした。

 X10Mはデータベースサーバーのコア数が最大96コアで、従来の3倍となった。メモリ容量は50%アップし、メモリ速度は2.5倍に高速化した。ストレージサーバーに関しては、コア数が2倍の32コア、HDD容量は22%増、オールフラッシュ・ストレージ・サーバーは2.4倍といずれも大きく伸長した。ハードウェアの進化に合わせて、ソフトウェア面も改善している。

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外部リンク

日本オラクル=https://www.oracle.com/jp/