住友商事とSCSK、アマゾン・ウェブ・サービス・ジャパン(AWSジャパン)は、住友商事グループの基幹業務システムを支えるデジタル基盤にパブリッククラウドサービスの「Amazon Web Services(AWS)」を採用したことを明らかにした。基幹業務システムはSAPのERPをベースに構築したもので、それを支えるデジタル基盤はグループ約900社が使うことを想定した大規模なものとなる。現行はSAPが主体となって運用するマネージドクラウドサービス「SAP HANA Enterprise Cloud」を使っているが、2024年10月をめどに順次AWS上に移行する。
S/4HANAへの移行に当たっては、SAPのクラウドマネージドサービス「RISE with SAP」を採用し、システム構築は住友商事グループのSCSKが全面的に支援している。SCSKは主要クラウドに対応した技術者育成に力を入れているが、なかでも「AWS関連の有資格者の数は業界トップクラス」(SCSKの佐藤利宏・ソリューション事業グループクラウドサービス事業本部副本部長)と自負。加えてSAPのS/4HANAに関連する認定コンサルタントは400人余り、導入や運用保守の実績は500社を超えるなど、S/4HANAとAWSを組み合わせたSI実績の強みを生かしている。
住友商事とSCSK、アマゾン・ウェブ・サービス・ジャパン(AWSジャパン)は、住友商事グループの基幹業務システムを支えるデジタル基盤にパブリッククラウドサービスの「Amazon Web Services(AWS)」を採用したことを明らかにした。基幹業務システムはSAPのERPをベースに構築したもので、それを支えるデジタル基盤はグループ約900社が使うことを想定した大規模なものとなる。現行はSAPが主体となって運用するマネージドクラウドサービス「SAP HANA Enterprise Cloud」を使っているが、2024年10月をめどに順次AWS上に移行する。