日本ヒューレット・パッカード(HPE)は3月27日、x86サーバーの最新製品について記者説明会を開いた。性能や電力効率が向上、先進的なセキュリティー性能を備えた「HPE ProLiant Compute Gen12」は9モデルで展開。インテル製プロセッサーを搭載した製品を3月25日に販売を開始した。
林亜樹子 本部長
今回リリースしたGen12は、複雑化するIT環境や多様化するニーズに対応する最新製品。性能と電力効率について、デジタルセールス・コンピュート事業統括本部の林亜樹子・コンピュート製品本部長が同社の従来製品との比較を紹介。「2017年に発売されたGen10サーバーと比較し、Gen12サーバーの性能は大幅に向上しており、7台のGen10を1台のGen12に集約可能だ。集約により、電力コストを65%削減できる」と説明した。
インテル製プロセッサーを搭載したGen12の1ソケットおよび2ソケットのラックサーバーでは、直接液冷技術もサポートする。「直接液冷は、次世代のAIシステムを冷却する上で最も効果的な方法だ」とアピールした。セキュリティー機能は、自社開発した管理チップの最新世代「HPE iLO 7」を搭載。量子コンピューターによる脅威やリスクから防御する仕組みも実装しているという。
Gen12の投入でポートフォリオを拡大し、顧客ごとに最適なサーバーを提案できるようになると説明。「AIワークロードでの活用など最新テクノロジーを享受したいという要望はサービスプロバイダーや通信業界で高い」との見方を示した。パートナー向けには、セキュリティーや管理運用面について技術トレーニングなどを提供する。
(堀 茜)