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大塚商会が25年12月期第1四半期決算を発表、売上高と各利益は3年連続で過去最高に

2025/05/01 14:16

 大塚商会は4月30日、2025年12月期第1四半期の決算を発表した。それによると、売上高は3155億4100万円(前年同期比18.3%増)、営業利益は211億7500万円(同22.8%増)、経常利益は218億5200万円(同23.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は144億9100万円(同24.1%増)と増収増益。売上高と各利益は第1四半期連結累計期間として3年連続で過去最高となった。

 コンサルティングからシステム設計・開発、搬入設置工事、ネットワーク構築まで最適なシステムを提供するシステムインテグレーション事業では、PCが更新需要を捉え高い伸び記録。パッケージソフトも伸ばし、売上高は2140億100万円(同22.7%増)となった。

 サプライ供給、ハード&ソフト保守、テレフォンサポート、アウトソーシングサービスなどにより導入システムや企業活動をトータルにサポートするサービス&サポート事業では、オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」やサポート事業「たよれーる」などストックビジネスに引き続き注力し、売上高は1015億4000万円(同10.1%増)だった。

 なお、25年12月期の期首から、連結子会社の業績管理区分の一部を見直し、事業セグメントの区分方法を変更した。これに伴い、セグメント別業績の前年同期比は、24年12月期の数値を遡及し算出している。この区分方法変更による影響は軽微となる。
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外部リンク

大塚商会=https://www.otsuka-shokai.co.jp/ir