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都築電気、「TCloud for SCM」にデジタコ連携など新機能を追加

2025/07/16 15:54

 都築電気は、クラウド型動態管理・配送管理サービス「TCloud for SCM」に新機能を追加した。

 物流業界は、ドライバー不足、労働時間規制の厳格化、燃料費高騰、サステナビリティへの社会的要請など、多岐にわたる課題に直面している。こうした状況のなか、物流事業者では、効率的で柔軟な運行管理、スピーディーな情報共有、データに基づく意思決定の必要性がさらに高まっている。

 同社では、この課題に対するソリューションとしてTCloud for SCMを提供しており、現在多くの顧客に活用されている。今回、外部システムとの連携強化など、顧客の環境やユースケースに応じたサービスの柔軟性/利便性向上のため、機能追加を実施した。

 TCloud for SCMは、スマートフォンを活用したリアルタイム動態管理を軸とし、サプライチェーン・ロジスティクス領域の業務データを収集、可視化、分析するサービス。物流業向けの課題解決に20年以上取り組み、蓄積してきた同社の業界・業務ノウハウをもとに開発しており、他社サービスとの連携強化や継続的な機能拡充を通して、汎用性と利便性を追求している。

 今回の機能追加では、デジタルタコグラフ(デジタコ)や配車計画システムとの連携機能、ウェブブラウザーを用いたライト版スマホアプリの提供によって、顧客環境に広く対応し、SCMをデータ基盤として一元的に管理・分析できるようにした。

 具体的には、デジタコ連携では、トランストロンが提供する運行支援サービス「ITP-WebService V3」からの運行実績データをSCMに取り込めるようになった。これを通して、例えば「自社車両はデジタコ設置、委託車両はスマートフォン貸与によるSCM活用」という運用をしている顧客のデータを、SCM側で一元的に管理・分析できるようになる。

 配車計画システム連携では、配車計画支援システムで国内シェアNo.1のライナロジクスの「LYNA 自動配車クラウド」で作成した配車計画をSCMに取り込めるようにした。これにより、配送計画と実績を通した、車両数やコース数・走行距離の削減、業務時間短縮などを検討し、配車計画の改善に役立てることができる。

 ライト版(ウェブ版)スマホアプリは、繁忙期などに臨時でドライバーを委託するケースを想定し、ウェブを通してアプリのインストールをすることなく簡易的な作業データを登録できるアプリ。これによって、スマホ貸与やアプリのインストールなどの手続きをすることなく、臨時ドライバーに作業データの登録を依頼することが可能となり、一元的なデータ管理に役立てることができる。
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外部リンク

都築電気=https://www.tsuzuki.co.jp/

「TCloud for SCM」=https://tsuzuki.jp/jigyo/scm/

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