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ウイングアーク1st、国内最速のタイムスタンプ機能を提供 1秒間に1000件以上の文書に対応

2025/08/28 16:00

 ウイングアーク1stは8月26日、電子文書の信頼性を確保するデジタルトラストサービス「Trustee」の提供を開始した。第1弾として、1秒間に1000件以上の文書に対応できる国内最速のタイムスタンプ機能「Trustee タイムスタンプ」を開発した。無防備なPDFの流通によるセキュリティーリスクへの対策を目的とする。主な対象は大量の文書発行が想定される大企業で、業種は金融、保険、証券、EC業界などを見込む。3年で1000社への導入を目指す。
 
島澤 甲 CTO

 同日開かれた記者会見で、取締役の島澤甲・執行役員CTOは「電子帳簿保存法の改正により、文書の受領側でタイムスタンプを付与する運用が一般化したが、発行から受領までの間に改ざんされるリスクが残る」と指摘。生成AIの進化で電子文書の偽造や改ざんが容易になったことも、偽造文書問題の深刻化を助長する恐れがあるという。こうした課題を踏まえ、Trusteeは書類の受領時だけでなく、発行時にタイムスタンプを付与しやすい仕組みを提供する。

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外部リンク

ウイングアーク1st=https://www.wingarc.com/