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Splunk Services Japan、データの量と質を向上する新コンセプト解説
2025/10/02 16:00
週刊BCN 2025年10月06日vol.2077掲載
Splunk Services Japanは9月24日、米Cisco Systems(シスコシステムズ)が年次イベント「Splunk .conf25」で発表した製品アップデートについて記者説明会を開いた。AI活用によるマシンデータの価値最大化を目指す新たなアーキテクチャーコンセプト「Cisco Data Fabric」を解説した。
アップデートによってデータの量と質を高め、AIの効果を引き出す。ストラテジック・ソリューションズエンジニアリング本部の澤崇・本部長は、米Splunk(スプランク)の成り立ちであるデータ活用への立ち返りを重要視していると説明。野村健社長は「デジタルレジリエンスの専業ベンダーとして投資を集中させ、新しい製品や機能をリリースした」と強調した。
キーソリューションは「マシンデータレイク」だ。あらゆるデータを一元的に蓄積するレイヤーで、分散、多様化するデータ要件に対応する。データの構造化をAIが支援する。ほかに、スプランクのクラウド、オンプレミスと、Amazon Web Servicesの「Amazon S3」を横断する統合サーチでは新たに「Snowflake」をサポート。マシンデータとビジネスデータの領域をまたがったシームレスな相関分析が可能になる。AIがデータ分析や推論、対応支援をする「AI Canvas in Splunk」、外部の大規模言語モデル(LLM)が活用できるようになる「AI Toolkit」も発表した。
オブザーバビリティー分野ではAIに関する機能を強化した。トラブルシューティングのエージェントや、AI環境の監視を提供する。Webページのレイテンシーなどのメトリクスと、実際の顧客体験の相関関係を分析する「デジタルエクスペリエンス分析」なども発表した。
セキュリティーの「Splunk Enterprise Security Premier Edition」は従来の「Enterprise Security」に、UEBA(User and Entity Behavior Analytics)やSOAR(Security Orchestration Automation and Response)、AI Assistantを統合した。
(春菜孝明)
Splunk Services Japanは9月24日、米Cisco Systems(シスコシステムズ)が年次イベント「Splunk .conf25」で発表した製品アップデートについて記者説明会を開いた。AI活用によるマシンデータの価値最大化を目指す新たなアーキテクチャーコンセプト「Cisco Data Fabric」を解説した。
アップデートによってデータの量と質を高め、AIの効果を引き出す。ストラテジック・ソリューションズエンジニアリング本部の澤崇・本部長は、米Splunk(スプランク)の成り立ちであるデータ活用への立ち返りを重要視していると説明。野村健社長は「デジタルレジリエンスの専業ベンダーとして投資を集中させ、新しい製品や機能をリリースした」と強調した。
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