イトーキは2月20日、オフィス運用を支援するAIエージェント群「ITOKI OFFICE AI AGENTS」を開発していると発表した。経営戦略に基づいたオフィスの在り方を顧客が主体的に考えることをサポートするサービスで、2026年中の提供を予定する。
AIエージェントは、オフィスの最適な面積や席数、配置などを算出し、再編をシミュレーションする「Facility Portfolio AI」、図面や写真、アンケート、経営方針資料などの非構造化データを含む多様な情報を一括で解析し、オフィスの課題や改善ポイントを構造的に抽出する「Workplace Insight AI」、オフィスの在席情報や利用履歴などをもとに、実際に空いているスペースをリアルタイムで判定して利用者に即時案内する「Space Matching AI」の三つ。これまでイトーキ社員など専門的な知見を持つ人が提供してきた、オフィスを現状に合わせて最適化する判断を、AIエージェントの活用によって導入企業の施設管理担当者ができるようになるという。
同社は24年からデータでオフィスの生産性を高める「Office 3.0」の取り組みを強化しており、位置情報をオフィス配置に生かしたり、データ分析によるコンサルティングを提供したりしており、これまでに160社が導入した。AIエージェントの投入でデータドリブンなオフィス戦略を一層後押しする。
八木佳子 常務
常務執行役員の八木佳子・ソリューション事業開発本部長は「お客様が自律的にオフィスの変化を決定できるようにサポートするのがAIエージェントになる」と説明し、既存のソリューションにアドオンする使い方も想定しているとした。
(堀 茜)