「二歩前進」

梅﨑哲雄社長

 04年10月に統合したコンピュータウェーブとの統合効果をより明確化するためには、06年で“一歩前進”ではなく“二歩前進”しなければならない。

 昨年4月に組織を大幅に再編して、ハードウェアとソフトウェアの双方をワンストップで販売できる体制へと整備した。8月には基幹システムに加えて、統合ウェブEDIシステム「ビーコン」を稼働した。こうした施策を通じて、総合ディストリビュータとして大きく飛躍する予定だったが、システム面でトラブルが発生。EDIが機能しない事態が続いた結果、営業面では大きなロスにつながってしまった。

 今年度(06年3月期)中間期は経常損失が4億4600万円(前年度は1億1100万円)と赤字が悪化するなどの結果を招いたが、多くの社員がよく持ち堪えてくれた。しかも、社内の結束力が一段と増しており、「疾風に頸草を知る」という中国の諺があるように、システム障害によって、当社の強さを再認識できた。

 システム障害は克服した。今後は、システムを武器にハードとソフトのセット販売を徹底する。ビーコンに搭載した「ライセンス簡単見積機能」をアピールすることで、ハードの顧客企業に対してソフトのライセンス販売を積極的に進める。また、新しい領域に踏む込むという点では、顧客ニーズに合った当社オリジナルの製品を開発することにも力を注いでいく方針だ。