質の転換

澤田脩社長


 ネットワークがインフラからシステムに変わろうとしている。そのため今後は、単にインフラ構築をビジネスとして手がけるだけではなく、ビジネスの質を高めていかなければならない。そういった意味で2008年は「質の転換」という言葉を掲げる。

 さまざまな面で質を向上しなければならない。提案から設計、構築、導入、運用、保守のすべてで、これまで以上に強化することが重要となる。具現化した例のひとつが統合型ネットワーク運用管理サービス拠点「XOC(エキスパートオペレーションセンター)」の開設だ。

 このセンターでは、運用管理サービスを提供する施設として日本で最大規模を誇ると自負している。約200人のエンジニアを配置し、ネットワークのリモート監視をはじめセキュリティ状況の分析などをサービスメニューとして用意している。08年4月以降には、サーバー/ストレージやUC(ユニファイドコミュニケーション)の運用管理も手がける予定だ。

 システムに関する企業の投資意欲が高い点で、国内ネットワーク機器市場は決して落ち込んではいない。しかし、販売の主流はリプレースが中心であることから、ネットワーク機器に価値を加えることがNIerの使命だ。

 07年は「思考転換」を掲げ、これまでの概念を抜本的に変える取り組みを進めてきた。これは達成できたといえる。だからこそ、今後は質の向上を追求することができる。チャンスと捉え、確実にビジネスにつなげていく。


(1)生年月日:1945年12月7日 (2)年齢:62歳 (3)出身地:兵庫県西宮市 (4)出身領域:営業系