進化と新化

NECネッツエスアイ
山本正彦 社長
 トライアルしていくという想いで「しんか」という言葉を挙げたい。従来のインフラ関連事業を強化する(=進化)一方、クラウドなど新分野でサービスを創造する(=新化)という二つの意味がある。

 ここ数年、当社はビジネスの基盤を大きく変えてきた。社長に就任した3年前に「ネットワークSIerの国内ナンバーワンになる」ことを掲げ、ビジネスモデルの改善を進めてきた。その結果、ネットワークインフラをはじめとするICT基盤の構築に加えて、オフィス全体の最適化を実現する「EmpoweredOffice」を提供するに至った。電気や空調など設備の工事だけでなく、ネットワークインフラの構築もできるという、ITシステムを知り尽くした当社ならではのサービスだ。2年ほど前からサービスを開始し、今まさに花開こうとしている状況だ。

 サービスを導入するユーザー企業を増やすため、社内にオフィスレイアウトの設計・企画を行う組織「デザインセンター」を設置した。また、内田洋行さんなどITシステムとオフィス家具の構築に長けているインテグレータとのパートナーシップ深耕を進めている。さらに、コクヨさんなど家具メーカーなどと情報を共有するコミュニケーションなどにも力を注いでいる。

 ICT関連を含め、国内市場は依然として厳しい。このような状況だからこそ、業界の枠を超えた取り組みが重要なのだ。